経済版ジェットカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 08:07 UTC 版)
「阪神5231形電車」の記事における「経済版ジェットカー」の解説
ジェットカーの先行試作車5001形(初代)と量産車5101形・5201形の登場により、1960年9月のダイヤ改正から昼間時の本線の普通はすべて「ジェットカー」での運行となった。また、この時点までに普通用の小型車のうち、車体長の短い1001形と阪神初の鋼製車601形が廃車となった。 小型車へのジェットカーへの置き換えは進んでいたが、1101系各形式は当時40両前後が残存しており、阪神の新設軌道各線(本線・西大阪線・武庫川線等)は1968年に予定されている神戸高速鉄道への乗り入れと、それに伴う山陽電気鉄道との相互直通運転と架線電圧の直流600 Vから1,500 Vへの昇圧までに現存の小型車を置き換えて車両の大型化と輸送力の増強を図ることが求められていたことから、5201形をベースに1,500V昇圧に対応し製造時のコストダウンを図った5231形を新造することとなった。
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