終焉の地・竹倉温泉伯日荘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 03:00 UTC 版)
「山本玄峰」の記事における「終焉の地・竹倉温泉伯日荘」の解説
三島市の竹倉温泉・伯日荘(残念ながら現在は長期休業中です。)は、龍沢寺から車で三十分のところ。質素な湯治場だ。温泉好きの玄峰は、素朴なこの温泉を愛した。そして「玄峰老師の部屋」がある。1961年(昭和36年)6月3日午前1時25分、96歳をもって玄峰老師は、この部屋で生涯を閉じた。伯日荘が最期の場所になったのは、「龍沢寺におったのでは修行中の雲水に迷惑がかかるから、竹倉に行く」と老師の願いで、東京全生庵から車でやって来たからである。部屋に将棋名人の升田幸三と並んでとった写真が掲げてあった。そして時の総理池田勇人首相はこの部屋に、お忍びで見舞いにやってきた。
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