素材や製法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 01:45 UTC 版)
グラブやミットは大部分が皮革から出来ていて、競技用のものは天然皮革が多い。ホームセンターなどで販売されている遊戯用グラブには、合成皮革または人工皮革製のものが多い。グラブに使われる皮革は主に牛革で、アメリカ産、日本産、ヨーロッパ産などが使われる。また、裏革には鹿革が使われる場合もある。グラブ製作はその工程のほぼ全てが手作業で行われる。熟練した職人がその目で革を選び、各パーツに切り分けて手作業で縫製される。革を縫い合わせたものを反転させることで指を入れるスペースを作る。親指部から平部の縁を通り小指部に至る部分にはフェルトが入れられる。縫い合わせたものを革紐で固定し、マークや焼印、刺繍などを入れて完成する。硬式用と軟式用で革質は異なり、当然ながら硬式用のほうが丈夫な材質で作られる。また、準硬式野球では硬式用が使われる。
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