米国での活動
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ロサンゼルスのスタジオミュージシャン兼金管楽器教師として世界的に著明なクラウド・ゴードン(Claude Gordon)博士に師事。同時に1978年~1995年にかけて行われたCLAUDE GORDON INTERNATIONAL BRASS WORKSHOPに2回目(1979年)からゴードンが亡くなるまで毎年参加し、そこで行われた数々のセッションに参加する。 1983年からは当ワークショップの日本人では唯一の正式スタッフとなり、ロサンゼルスのラマリンダ大学、ラ・シエラ大学エリオットポープキャンパスにおけるワークショップの講師として活躍する。 当時ワークショップのスタッフにはロサンゼルスのトップスタジオミュージシャンの1人であり、映画「ロボコップ」をはじめとするハリウッド映画の録音に参加したボブ・オダーナルをはじめ、スタン・ケントン楽団所属後、ラスベガスのフラミンゴヒルトンでリードトランペットを吹いていたカール・リーチ、サンフランシスコの重鎮ミュージシャンであるラリー・スーザ、ブラスロックグループ「シカゴ」のトランペットプレーヤーであるリー・ロクネインをレッスンしたポール・ウィット、現在UCLAロングビーチ校でトランペットを指導しているデイブ・エヴァンス等がいた。 ゴードン亡き後ワークショップは終了したが、杉山正はハーバート L. クラーク(Herbert L. Clarke)からクラウド・ゴードンに伝わった自然で理にかなった金管奏法を伝えている数少ない直弟子の1人として金管楽器奏者の指導にあたっている。 兄弟弟子には上記スタッフの他、トランペット奏者ポール・カシア、ビル・ワトラスビッグバンドのリードトランペット奏者デニス・ファリアス、メイナード・ファーガソンバンドの元リードトランペット奏者スタン・マーク等をはじめ多数のプレーヤーがいる。
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