簡易書留の受け取り方
簡易書留を局留めもしくは再配達ではなく郵便局での受け取りとした場合は、本人確認が行われる。この際に必要なものは、印鑑と本人確認書類、不在票が入っていた場合は不在票も用意する必要がある。ちなみに本人確認書類は運転免許証や個人番号カード、パスポートなど顔写真付きの身分証明書を用意すれば良い。万が一これらの顔写真付きの身分証明書を持っていない場合は、健康保険証や年金手帳、学生証などの公的機関が発行した身分証明書のうち2点を用意すれば受け取ることができる。
また、簡易書留を本人が郵便局に受け取りに行けないかつ自宅でも受け取れない場合は、代理人による受け取りが許可されている。この場合は本人が簡易書留を受け取る際に必要な書類に加えて、本人が書いた委任状と、代理人の身分証明書が必要となる。ちなみに、郵便局での郵便物の保管期間は、不在票を入れた翌日から起算して7日間である。最長で10日まで延長することができるが、この期間を過ぎてしまうと送り主の元に戻されてしまうので、期間内に受け取る必要がある。
ただ、簡易書留の送り主がわからなかったり、明らかに嫌がらせの目的で送られていたりして受け取りを拒否したいこともあるだろう。簡易書留も通常の郵便物と同じく受取拒否が可能である。受取拒否を希望する場合は、簡易書留が届いた際に配達員に受け取り拒否の旨を伝えよう。するとメモなどを渡されるので、これに受け取り拒否と書いてサインをすれば完了だ。
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