篠原正男(しのはら まさお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:31 UTC 版)
「ラジエーションハウス」の記事における「篠原正男(しのはら まさお)」の解説
「ラビリンスを越えて」編の患者。会社社長。勤務先でめまいを訴え、有意識で救急搬送される。症状から消化管出血が疑われ、血液検査をしたところ、貧血の症状が見られるため、造影CT検査を実施する。篠原は大腸がんの治療中でS状結腸にこぶし大の腫瘍があったため、大腸がんが原因で出血した可能性が高かった。止血を急ぐためにIVRを提案するが、鏑木はシンポジウムで不在であり、杏や奈良も一人でのIVRの経験が無かったが、鏑木を待つ余裕はないと考えた唯織に同調した杏が自分がやると決意する。慎重にカテーテルを入れていきS状結腸動脈に入り、大腸の治療を完了させる。ところが出血は止まっていなかった。厳しい状況に奈良は怒り出すが、そこで落とした武田のカバンから飛び出た「外科医六人に黒い影」という本から冷静になった唯織は、本当に出血していたのは小腸ではないかと考える。大腸がんという大きなファクトに囚われて、本当の原因が見えていなかったのである。唯織がサポートしながら慎重に小腸にカテーテルを入れていき、そこで出血の原因である血管奇形を発見する。コイル塞栓で止血させ、篠原のバイタルも安定し、無事IVRを成功させる。
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