第8表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 17:58 UTC 版)
他人に対して障害が残るような怪我を負わせ、その人と和解していない場合、怪我を負わせた人に対する同じ程度の復讐が許される。 手または棒によって他人の骨を折った者は、300セステルスを支払わねばならない、奴隷の場合は150セステルス。他人を侮辱した場合は、25セステルスを支払うこと。 平民を保護する貴族(パトロン)がその平民をだました場合、その者は法の保護から除外される。 証言を求められて裁判に出席した人が証言をしない場合、その人は不名誉に値し、以降、証言者の資格が無いものとする。 何かを狙うわけでもなく武器を投げた者は、雄羊1頭を支払うこと。 夜中に窃盗がなされたときには、犯人を殺害しても合法である。日中に窃盗がなされたときには、犯人が武器を持っていなければ殺害することは禁止される。犯人が抵抗したならば大声を発し、他の者が来るようにする。
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