第3活動期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:31 UTC 版)
1966年(昭和41年)8月 - 12月 活動の最盛期で震源域はさらに拡大。当初の皆神山付近から、須坂市、川中島(長野市)、更埴市(現、千曲市)、真田町(現、上田市)あたりまで地震が発生するようになる。8月24日には、地震総回数が50万回を超えた。皆神山付近の地割れ群からは湧水が始まる。この時期の総湧水量は約1,000万立方メートルと推定される。このため、9月17日には皆神山の南にある牧内地区で地滑りが発生し、家屋11戸が倒壊した。なお、東京大学地震研究所の研究者らにより、地滑りが予測されていたため、住人や家畜は既に避難しており、無事であった。
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