第2世代のPower Macintosh
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 07:56 UTC 版)
「Power Macintosh」の記事における「第2世代のPower Macintosh」の解説
第1世代の3シリーズに続いて発売された。68k Macから引き継いだ設計を一新し、新たなデザインとなったPower Macintoshシリーズである。 ロジックボードの設計はNuBusやSIMMといった旧弊化した機構を排除し、PCIと168pin FPM DIMMメモリーを新たに採用した。これによりシステム全体のパフォーマンスが向上した。また、7200以外ではプロセッサがドーターボード上に搭載されているため、G3やG4といったより高性能なプロセッサへの交換も容易である。 7000番台はロジックボードの開発コード名が「T.N.T」、同様に8000番台は「Nitro」であるが、実際には両者はほぼ同一スペックである。 第1世代に対し、PCIスロットの搭載が特徴となったためPCI PowerMacと通称される。その後のPower Macintoshも(一部の例外を除いて)PCIスロットを持つが、基本的にこの通称はこの一連のシリーズのみを指す。 第1世代同様、デスクトップ型の筐体は7000番台の形式名を、ミニタワー型の筐体は8000番台を名乗った。9000番台は事情が特殊な為、別個に解説する。ピザボックス型の筐体は採用されなかった。
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