第1段階: 体力調整(7週間)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:07 UTC 版)
「Navy SEALsの選抜訓練」の記事における「第1段階: 体力調整(7週間)」の解説
BUD/Sの第1段階では、体力調整、水に関する能力、チームワーク、精神的な粘り強さでSEAL志願者を評価する。体力調整はランニング、水泳、柔軟運動などからなり、週が進むにつれて難しくなっていく。志願者は毎週、時間制限が設けられたブーツ着用の6.4キロメートル走や、海上でフィン着用の2.4キロメートル遠泳、及び小型舟艇の操船術を訓練する。 体力調整の最初の2週間は、3週目の「地獄週間(ヘル・ウィーク)」の準備にあてがわれる。地獄週間の間、志願者は5日半の訓練に参加する。それぞれの志願者の睡眠時間は長くても合計4時間程度であり、320キロメートル以上を走り、1日に20時間以上体力訓練を行う。残りの4週間は海路調査の実行や海図の作成などを学ぶ。 その困難な訓練のため、第1段階の間はかなりの数の志願者がBUD/Sに参加するという自らの決定に疑問を抱き始め、要請脱落(Drop on Request、DOR)を選ぶ。DORを選んだ志願者は伝統的に、自分のヘルメット・ライナーを落とし、真鍮の鐘を3回鳴らしてからその場を去る。 全ての志願者が地獄週間後24時間以内に2回の健康診断を受けに来るという報告がなされている。
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