第二正規形
別名:第2正規形,2NF
【英】second normal form
第二正規形とは、リレーショナルデータベースのデータベース構造(リレーション)を設計する際に作られる正規形の一つで、第一正規形であるデータに対して行われる正規化のことである。
第一正規形を第二正規形にするには、キーの要素が複数あるテーブルの項目で、キーのどちらかにしか従属しない項目を分離する。
第二正規形を作る例として、「受注番号、商品番号、商品名、単価、数量」を「受注番号、商品番号、数量」、「商品番号、商品名、単価」にする、といったことが挙げられる。商品番号さえ分かれば商品名と単価は求められるから、商品の単価が変更になっても、影響範囲を極力限定できる。
リレーショナルデータベースの正規化には、第一正規形から第五正規形まであるが、そのうち第一正規形、第二正規形、第三正規形までがよく利用される。
- 第二正規形のページへのリンク