第三正規形
別名:第3正規形,3NF
【英】third normal form
第三正規形とは、リレーショナルデータベースのデータベース構造(リレーション)を設計する手順のうち、第一正規形、第二正規形と続いて、第三段階に行われる正規化のことである。
第二正規形を第三正規形にするには、主キーとなる項目以外の値によって、他の項目の内容が決定されないようにテーブルを分離することによって行われる。すなわち、非キーの項目で従属している項目を洗い出して別のテーブルとする。
第三正規形まで正規化すれば(必ずしもこの正規化が必要となるわけではないが)、データの更新、削除が複数のレコードに影響して煩雑になることはない。
リレーショナルデータベースの正規化には、第一正規形から第五正規形まであるが、そのうち第一正規形、第二正規形、第三正規形までがよく利用される。
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