第二次世界大戦の戦禍を受けて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 18:58 UTC 版)
「江東区立図書館」の記事における「第二次世界大戦の戦禍を受けて」の解説
このように新たな地で新たな建物のもとで再スタートを切った深川図書館であったが、前と異なり閉架式書庫が増大し、閲覧料が有料化された。 第二次世界大戦が始まり、戦中の1943年(昭和18年)7月1日には東京府と東京市の合併による東京都制が施行され、市立図書館はすべて都立図書館となり、東京都立深川図書館へと名称を変更した。また、灯火管制に伴い、1944年(昭和19年)12月からは日没閉館となった。併せて空襲等による被害も拡大していたことから、1945年(昭和20年)3月から5月までの当面は京橋図書館を除いて全休館とする方針を東京都は打ち出した。1月27日に焼夷弾の直撃を受け天井を破損したが、館員や守衛等の努力の甲斐もあってそれ以上の延焼は食い止めることができた。その後、3月より図書館建物は軍の使用するところとなった。
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