第一特務艦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 16:29 UTC 版)
第一特務艦隊(一特)は、インド洋横断航路の護衛を担当するため、航路の両端にあたるシンガポールとケープタウンに分散配置された。イギリス帝国のアフリカ=インド=オーストラリアを結ぶ重要な航路ではあるが、インド洋に拠点を持たないドイツにとって攻撃は非常に困難であったため、実戦の機会が特に少ない名目上の護衛艦隊である。1917年末に第三特務艦隊を吸収した。1919年にはインド洋護衛任務からはずれ、同年12月1日をもって大陸駐留部隊である第一遣外艦隊に改編し、活動の場を揚子江流域に移した。
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