第一幕 ウィーン、リヒテンフェルス伯爵邸のサロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 14:31 UTC 版)
「微笑みの国」の記事における「第一幕 ウィーン、リヒテンフェルス伯爵邸のサロン」の解説
リヒテンフェルス伯爵令嬢リーザは、美しく活発な娘。常に多くの崇拝者に囲まれる人気者であった。リーザの幼馴染グスタフ中尉もそんな崇拝者達の一人で彼女に結婚を申し込んでいた。しかし、リーザには密かに思いを寄せる人がいた。中国の外交官スー・チョン殿下である。東洋人のたしなみで感情を表に出さず、「常に微笑むのみ」とかたる殿下にリーザはすっかり夢中であった。しかし、そんな二人に転機が訪れる。リーザの乗馬大会での優勝を祝うパーティー途中、電報が入り、スー・チョン殿下が本国で首相に指名されたため急遽本国に帰ることになったのだ。別れの間際二人であった殿下とリーザは互いの思いを告白し、リーザは殿下に付いて中国に行くことを決心する。
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