競走中止の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 03:48 UTC 版)
1967年のアメリカのハリウッド金杯では出走直後に騎手を振り落としたO'hara(オハラ)が騎手がいないにも関わらず巧みな走行をして一着入線したが、失格となった。 1978年の第77回天皇賞でのプレストウコウでは鞍ズレによる競走中止となった。後者のレースでは、プレストウコウに騎乗していた郷原洋行が1周目3コーナーで鞍ズレが発生し、発生後も減速しながら進んだものの、2周目向正面の直線で競走を中止した(競走馬には異状なし)。競走馬の故障や騎手の落馬以外での競走中止は極めて少ない部類である。 2008年のエリザベス女王杯でポルトフィーノがスタート直後に鞍上の武豊を振り落とし競走中止となったが、そのまま走り続け1位で入線した。空馬での1位入線はGI競走では史上初の出来事であった。 2010年1月11日の中山第4レース、3歳新馬において、ノボプロジェクトが4コーナーで斜行しフォルメンが落馬。その影響が後続に及びフォルメンを含む9頭が落馬、競走中止となった。レースは審議となり、1位入線のノボプロジェクトは失格となった(詳細は「9頭落馬事故」を参照)。
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