穴井太
穴井太
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/27 07:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動穴井 太(あない ふとし、1926年12月28日 - 1997年12月29日)は、日本の俳人。
生涯
大分県玖珠郡(現・九重町)に生まれる。幼時に福岡県戸畑に転居。中央大学専門部経済科卒業後、肺浸潤のため帰省、療養ののち中学校教師の職に就く。1954年、横山白虹の「自鳴鐘」入会。1956年、北九州市で益田清らと「未来派」を創刊。1963年金子兜太の「海程」同人。1965年「天籟通信」をハガキ版で発行(のち俳誌形態となる)。1968年第4回海程賞受賞。1974年第20回現代俳句協会賞受賞。石牟礼道子を俳句に導き『天』(1986)を刊行したことでも知られる。
句集
- 『鶏と鳩と夕焼けと』(未来派発行所 1963)
- 『私版・短詩型文学全書=穴井太集』(八幡船社 1967)
- 『土語』(天籟通信発行所 1971 北九州市民文化賞)
- 『ゆうひ領』(牧羊社 1974)
- 『天籟雑唱』(現代俳句協会 1983)
- 『原郷樹林』(牧羊社 1991)
- 『穴井太集』(ふらんす堂 1994)
- 『穴井太全句集』(天籟俳句会 2015)
研究書
- 『山頭火の世界』(本多企画 1990)
参考文献
- 『現代の俳人101』金子兜太 編、新書館、2004年、158-159頁。
- 穴井太略年譜『穴井太全句集』 天籟通信 2015年 挟み込み栞
外部リンク
固有名詞の分類
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