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穴井詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 15:47 UTC 版)

穴井 詩
Lala ANAI
基本情報
名前 穴井 詩
生年月日 (1987-11-11) 1987年11月11日(37歳)
身長 165 cm (5 ft 5 in)
体重 58 kg (128 lb)
国籍 日本
出身地 愛知県岡崎市
経歴
プロ転向 2008年=LPGA80期
プロ勝利数 6
優勝数
日本LPGA 6
成績
初優勝 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント(2016年)
賞金ランク最高位 日本女子:7位(2019年)
2019年12月1日現在
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穴井 詩[1](あない らら、1987年11月11日 - )は、愛知県岡崎市出身の日本の女子プロゴルファーである。所属はGOLF5。Warren Smith、井上透に師事。

経歴

中学2年生の時に教師を務める父の仕事の都合で渡米し、米国の高校のゴルフ部に入る[2]。アメリカの大学(Nova Southeastern University[1])に進学したが1年で中退[2]

2007年に帰国して研修生として腕を磨いたのち[3]、2008年に日本女子プロゴルフ協会(LPGA)最終プロテストに進出し、初挑戦で合格[2]。LPGA80期生となる[1]

QTランキング34位で迎えた2012年は[4]、「富士通レディース」2位等3戦でトップ10入り[5]、年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)46位で自身初のシード入りを果たす[6]

2014年は優勝はなかったものの、賞金ランク12位となる[6]

2015年から井上透に師事[7]

2016年9月、ホステスプロとして臨んだ「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」に於いてプロ9年目にしてJLPGAツアー初優勝を果たした[8]

2017年7月、「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」にて最終日首位スタートから逃げ切り優勝、JLPGAツアー2勝目を挙げる[9]

2019年8月、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に於いて、イ・ミニョンとの1ホールのプレーオフを制し2年ぶりのJLPGAツアー3勝目を挙げる[10]。同年賞金ランクで自身最高位となる7位となり、初シードから8年連続シード継続中[6]

2023年4月、「ヤマハレディースオープン葛城」に於いて最終日3打差5位からスタートし、強風で各選手がスコアメイクに苦しむ中でアンダーパーで回り、-9アンダーでホールアウト。最終的にはささきしょうことのプレーオフとなり、2ホール目でバーディーを奪って勝利し、約4年ぶりとなるJLPGAtツアー4勝目を挙げた[11]。更に4週間後のパナソニックオープンレディースゴルフトーナメントに於いて永峰咲希を1打差で降して優勝し通算5勝目 、自身初の1シーズン複数回優勝を達成する。[12]

2025年4月、「ヤマハレディースオープン葛城」に於いてトップでスタートしたが、大会記録を更新する通算13アンダーも全美貞に追いつかれプレーオフとなる。プレーオフ1ホール目でバーディーを奪い、パーに終わった全に競り勝ち2年ぶりの勝利を挙げた[13]

トーナメント優勝

ツアー優勝

JLPGAツアー(6)

No. Date Tournament スコア 2位との差 2位(タイ)
1 2016年9月2日-4日 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント −14(66-69-67=202) 2打差 申ジエ
2 2017年7月21日-23日 センチュリー21レディスゴルフトーナメント −11(69-66-70=205) 1打差 ユン・チェヨン
3 2019年8月16日-18日 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント −12(67-70-65=202) プレーオフ イ・ミニョン
4 2023年3月30日-4月2日 ヤマハレディースオープン葛城 −9(72-66-71-70=279) プレーオフ ささきしょうこ
5 2023年4月28日-30日 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント −10(69-66-71=206) 1打差 永峰咲希
6 2025年3月30日-4月2日 ヤマハレディースオープン葛城 −13(69-69-67-70=275) プレーオフ 全美貞

脚注

  1. ^ a b c 穴井 詩 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月18日閲覧。
  2. ^ a b c 穴井詩プロフィール”. ALBA.Net. 2019年8月18日閲覧。
  3. ^ 穴井詩 プロフィール”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年8月18日閲覧。
  4. ^ QTランキング2011”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月18日閲覧。
  5. ^ 穴井 詩 年度別大会成績2012”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年8月18日閲覧。
  6. ^ a b c 穴井 詩 プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
  7. ^ プロ9年目の穴井詩初V「長かった」井上コーチ称賛”. 日刊スポーツ (2016年9月5日). 2019年8月18日閲覧。
  8. ^ お見事、ホステスV 穴井詩、9年の沈黙を破る”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年9月4日). 2019年8月18日閲覧。
  9. ^ 穴井詩が韓国勢に競り勝ちツアー2勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年7月23日). 2019年8月18日閲覧。
  10. ^ 穴井詩がPO制し3勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年8月18日). 2019年8月18日閲覧。
  11. ^ "穴井詩が4年ぶりの優勝「まだちょっと夢みたい」プレーオフを制し通算4勝目". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2 April 2023. 2023年4月2日閲覧
  12. ^ "穴井詩が逃げ切り今季2勝目、永峰咲希との一騎打ち制す「優勝スピーチを考えていなかった…」". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 30 April 2023. 2023年4月30日閲覧
  13. ^ "穴井詩、全美貞とのプレーオフの末2年ぶりツアーV「まだ達成したい目標がいくつかある」". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 2025年4月6日. 2025年4月6日閲覧

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