永峰咲希
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 17:00 UTC 版)
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基本情報 | ||||
生誕 | 1995年4月28日(30歳) | |||
身長 | 159 cm (5 ft 3 in) | |||
体重 | 58 kg (128 lb) | |||
国籍 | ![]() |
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出身地 | 宮崎県宮崎市 | |||
経歴 | ||||
プロ転向 | 2014年=LPGA86期 | |||
優勝数 | ||||
日本LPGA | 3 | |||
成績 | ||||
初優勝 | フジサンケイレディスクラシック(2018年) | |||
賞金ランク最高位 | 日本女子:12位(2018年) | |||
2019年12月2日現在 |
永峰 咲希[1](ながみね さき、1995年4月28日 - )は、宮崎県宮崎市出身の日本の女子プロゴルファーである。所属はニトリ。
経歴
祖父が練習場で働いていた事をきっかけに11歳からゴルフを始める[2]。ジュニア時代から池田兼武に師事[3]。
アマチュア時代の主な成績として「九州高等学校ゴルフ選手権大会」(2011年、2013年)優勝[2]、「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」(2013年)優勝等がある[4]。また2012年の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」では篠原真里亜(後のLPGA87期篠原まりあ)と共にローアマチュアを獲得した[5]。
高校卒業後の2014年、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)最終プロテストに進出し初挑戦で合格[2]。LPGA86期生となる[1]。
2015年はQTランキング37位でツアーに参戦[6]。年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)39位で自身初のシード入り[7]。
2018年4月に開催された「フジサンケイレディスクラシック」において5アンダーの単独5位スタートであったが[8]、最終日に5つスコアを伸ばし、10アンダーで並んだ菊地絵理香との2ホールのプレーオフを制してLPGAツアー初優勝を果たす[9]。最終的に賞金ランクで自身最高位となる12位となる[7]。
2019年は優勝はなかったものの、賞金ランク45位となり、5年連続シード入りとなった[7]。
2020年、9月に開催された「第53回日本女子プロゴルフ選手権大会」にて最終日に首位から2打差の4位タイでスタートし、強風でスコアを崩す選手が多い中で5バーディー・2ボギーの3アンダー(69)を記録して通算12アンダーでホールアウト、2年ぶりのツアー2勝目をメジャータイトル獲得で飾った[10]。
2021年12月19日、MRT宮崎放送の田野聖和と結婚。宮崎日大高の同級生で1年時に隣の席になったのをきっかけに交際を開始し、10年目の交際記念日であった[11]。
2025年7月、「資生堂・JAL レディスオープン」最終日に首位タイから出て2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算9アンダーで並んだ木戸愛とのプレーオフを3ホール目で制して、5年振りのツアー通算3勝目をあげた[12]。
プロ優勝(3)
JLPGAツアー(3)
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
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1 | 2018年4月23日 | フジサンケイレディスクラシック | −10(65-72-66=203) | プレーオフ | ![]() |
2 | 2020年9月13日 | 日本女子プロゴルフ選手権大会 | −12(69-70-68-69=276) | 1打差 | ![]() ![]() ![]() |
3 | 2025年7月6日 | 資生堂・JAL レディスオープン | −9(67-73-69-70=279) | プレーオフ | ![]() |
脚注
- ^ a b c “永峰 咲希 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月20日閲覧。
- ^ a b c “永峰咲希(Saki Nagamine)”. ALBA.Net (2018年2月2日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “永峰選手、国内女子ゴルフ初V ファン出迎えに笑顔”. 宮崎日日新聞 (2018年4月24日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “全国高等学校ゴルフ選手権春季大会(2012年度)”. 全国高等学校ゴルフ連盟 (2013年3月28日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “【2012】日本女子オープンゴルフ選手権競技 フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2012年9月30日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “QTランキング2015”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月20日閲覧。
- ^ a b c 永峰 咲希 プロフィール詳細の生涯成績・記録を参照
- ^ “【2018】フジサンケイレディスクラシック フルリーダーボード2日目”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年4月21日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “【最終日フォト集】優勝は22歳の永峰咲希!”. SANSPO.COM (2018年4月22日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “永峰咲希が国内メジャー初優勝 日本女子プロ選手権”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 13 September 2020. 2020年9月13日閲覧.
- ^ “高1から交際、ミセス初Vで「お前と結婚して…」の声を払拭 女子ゴルフ永峰咲希を陰で支える夫も感慨”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム (2025年7月7日). 2025年7月7日閲覧。
- ^ “【女子ゴルフ】永峰咲希がプレーオフで木戸愛を下し優勝 20年日本女子プロ以来5年ぶりツアー3勝目 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年7月6日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 永峰咲希(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 永峰咲希のページへのリンク