種子島源兵衞とは? わかりやすく解説

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種子島源兵衞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 04:07 UTC 版)

種子島 源兵衞(たねがしま げんべえ、旧姓・川崎、旧名・豊治郎[1]1869年4月22日明治2年3月11日[1] - 没年不明)は、日本醸造家[2]実業家泉醤油社長[1][3][4][5][6][7]。族籍は大阪府平民[1][4]

経歴

大阪府平民・川崎潮平の長男[1]1878年9月に先代源一の養子となり、1880年家督を相続[5]1893年9月に旧名・豊治郎を改める[1]

身を実業界に投じ、1912年に有志と謀り醤油醸造業を開始し、泉醤油株式会社を起こし、推されて社長となり傍ら貝塚織物、川崎肥料の監査役を兼ねる[1]。東洋商工[4]、貝塚紡績各取締役をつとめる[6]

人物

貝塚実業界の第一人者であった[7]。趣味は読書、囲碁抹茶[6]謡曲、旅行[7]。宗教は浄土宗[6]。住所は大阪府泉南郡貝塚町北[6](現・貝塚市)。

家族・親族

種子島家

種子島家は大阪府下貝塚町土着の商家で代々「近江屋」と称し、醤油の醸造で知られる[5]

  • 養父・源一[1][5]
  • 養母・あい1856年 - ?、京都、川島平兵衛の妹)[4][5]
  • 姉、妹[4]
  • 妻・なか(1871年 - ?)[1]
  • 長男・源三1901年 - ?、泉醤油社長、日本絹靴下代表取締役) - 1939年、家督を相続する[8]。宗教は浄土宗[8]
    • 同妻・順子1903年 - ?、兵庫、大塚茂十郎の二女)[8]
    • 同長男[6]
  • 四女[6]
  • [8]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 『人事興信録 第5版』た137 - 138頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月2日閲覧。
  2. ^ 『大日本醸造家名鑑』大日本醸造家人名 大阪府(醤油)29頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年6月24日閲覧。
  3. ^ 『日本全国諸会社役員録 第28回』大阪府 上編484頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年11月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『人事興信録 第7版』た149頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月2日閲覧。
  5. ^ a b c d e 『人事興信録 第8版』タ241頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月2日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g 『人事興信録 第11版 下』タ326頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月2日閲覧。
  7. ^ a b c 『泉州商工便覧』76頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年4月3日閲覧。
  8. ^ a b c d 『人事興信録 第12版 下』タ276頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年9月2日閲覧。

参考文献

  • 室次郎編『大日本醸造家名鑑』醸造時報社、1908年。
  • 『泉州商工便覧』泉州商工便覧発行、1916年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
  • 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第28回』商業興信所、1920年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第11版 下』人事興信所、1937 - 1939年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版 下』人事興信所、1940年。



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