私のことが嫌いでも、私は永遠に首相ではない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:47 UTC 版)
「デーヴィッド・キャメロン」の記事における「私のことが嫌いでも、私は永遠に首相ではない」の解説
2014年9月18日にスコットランド独立の住民投票が行われたが、イギリス政府側が自治権拡大を約束 したことなどが奏功し結果的に独立は否決された。しかし、一時は賛否が拮抗した状態となり祖国分裂への危機感が高まっていたため、キャメロンは9月15日にスコットランドを訪問し、次のような感情的な演説を行った(スコットランドは保守党の支持者が少なく、労働党やスコットランド国民党支持者が多数)。 If you don't like me– I won't be here forever.(もしみなさんが私のことが嫌いだとしても、私は永遠にこの地位にいることはありません) If you don't like this government– it won't last forever.(もし皆さんが我が政権を嫌いでも、永遠に続くことはありません) But if you leave the UK– that will be forever.(しかしスコットランドが連合王国から離脱すれば、それは永遠の別れとなるのです。) — デーヴィッド・キャメロン しかし分裂回避の直後の演説でキャメロンは、権限を委譲するもののそれは英国全体で中央から地方に権限を委譲するということであり、スコットランドだけを特別扱いしないという趣旨の演説を行い、スコットランド住民からは「独立を阻止するために行われた約束だから守られないのでは」といった声があがった。
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