福祉党の解党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 02:22 UTC 版)
「ネジメッティン・エルバカン」の記事における「福祉党の解党」の解説
1997年2月28日、軍部は、国家安全保障会議の席上で、「宗教的反動勢力」への警告を表明。5月には憲法裁判所に対して福祉党の非合法化を求める訴訟が最高検察庁から提出された。エルバカンは軍部の圧力に屈して首相を辞任し、1997年6月30日に福祉党政権は崩壊した。 1998年1月の憲法裁判所判決は、福祉党幹部の反世俗主義的言動を認定し、福祉党は非合法化された。エルバカンら党幹部も5年間の政治活動禁止を言い渡された。 福祉党の解党後、後継政党として設立された美徳党、至福党に対して、なお影響力を有しており、政治活動禁止措置の解除後は、至福党党首(2003年-2006年)を務めた。
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