神職・社領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 01:14 UTC 版)
「住吉神社 (福岡市)」の記事における「神職・社領」の解説
神職は、『類聚符宣抄』の天元2年(979年)太政官符によると大宮司があったといい、『吾妻鏡』には源頼朝にも仕えた神官として佐伯氏の名が見え、その後は佐伯氏末裔の横田氏が代々担ったという。社領は文献に「住吉庄」と見え、その所属は後白河院領、宣陽門院領、伏見院領、天皇家領と変遷しながら継続した。 天保時代の大宮司・横田織江は、福岡藩に禁じられた神道式祭祀の復活を願い、筥崎宮や宇美八幡宮の大宮司らと京都の一条家に訴え出たところ、藩から帰郷命令が出て逮捕され、天保4年(1833年)、隠居と座敷牢での謹慎を命じられた。
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