神林麻太郎(かみばやし あさたろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 07:43 UTC 版)
「新・御宿かわせみ」の記事における「神林麻太郎(かみばやし あさたろう)」の解説
元南町奉行所吟味方与力の神林通之進(かみばやし みちのしん)の養子だが、実は通之進の弟で旧幕時代は軍艦操練所教授並であった神林東吾(かみばやし とうご)の息子。イギリスから帰国するまで、東吾の実子とは知らずに育った。父譲りの美男子であり、行動力も好奇心も旺盛な人懐っこい性格、一人で菓子屋に平気で入るのも父譲りである。御維新の混乱の中で、祖父の麻生源右衛門、叔母の麻生七重、従兄弟の麻生小太郎が自宅で何者かに惨殺される事件が起き、イギリスへの医学留学が目前だった小太郎の代わりにと、叔父の麻生宗太郎をはじめとする周囲に強く勧められてイギリスへ渡る。五年半のイギリス留学を終えて帰国した後は、イギリス人医師のリチャード・バーンズが築地居留地に構えた住宅兼診療所に下宿し、新進気鋭の医師として診療にあたりながら、源太郎の手伝いをしている。
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