祈り 1984年 秋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:48 UTC 版)
「ペパーミント・キャンディー」の記事における「祈り 1984年 秋」の解説
ヨンホは新米刑事として警察で働き始めている。行きつけの食堂には後にヨンホの妻となる娘ホンジャがいて、ヨンホを「兄さん」と慕っている。ある日、ヨンホは初めて拷問に参加させられ、自身も混乱に陥りながら激しい暴力をふるう。そこにかつて徴兵前、カリボンドンで働いていた時に知り合ったユン・スニムが会いに来る。「あなたは変わったがあなたの手は変わらない」「見た目は悪いけれど善良な手だと思う」とスニムに言われたヨンホは、酒を運んできたホンジャの下半身をその手で撫でてみせる。スニムはお金を貯めて買ったというカメラをヨンホに渡すが、ヨンホは「こんなものはもういらない」と言い、見送りの駅でスニムに返してしまう。その夜、ヨンホは食堂の酔客の輪に乱入し軍隊式の号令をかけながら暴れる。また同じ夜、ホンジャは初めてヨンホと床を共にする。ホンジャはヨンホの隣でキリスト教の祈りを唱え、ヨンホにも祈らせようとする。
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