硝子体出血
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=医学知識= 硝子体出血とは,網膜やブドウ膜の出血が硝子体中に流れ込んだときをいいます。硝子体中に出血した血液はなかなか吸収されず,後遺症として,光を感じる程度の著明な視力低下となることがあります。出血が多い場合,出血が完全に吸収されたが膜状の混濁が硝子体中に残ったときは,この膜を切除して視力の改善をさせる方法があります。出血が軽度の場合,出血した血液は徐々に吸収され,眼底が十分に見えるようになり,特に他の障害がなければ,視力は回復してきます。いずれにしても,2~3日の絶対安静と止血剤,消炎剤を強力に投与し,厳重に経過を観察する必要があります。 |
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