砦の機能と運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 13:52 UTC 版)
「フォートマクヘンリー」の記事における「砦の機能と運営」の解説
フォートマクヘンリーは1848年頃までボルティモア港の主要な防衛拠点として機能したが、その後はパタプスコ川を下った所に造られたキャロル砦にその役割を渡した。 南北戦争の間は軍事刑務所として使われ、南軍兵士の捕虜を収容すると共に、南軍に同情的と疑われたメリーランド州の政治家も多く収監された。皮肉なことに、フランシス・スコット・キーの孫もそのように囚われた政治家の一人だった。さらに偶然の一致か、ジェイムズ・マクヘンリーの息子はボルティモアの戦いの時に砦の守備隊に入っていた。 第一次世界大戦の時、砦の周りの土地に多くの建物が建てられ、ヨーロッパの戦場から送り返されてくる負傷兵のための巨大な病院施設に変えられた。これらの建物はその後取り払われたが、砦そのものは保存され米英戦争当時の姿に補修された。 第二次世界大戦の時はアメリカ沿岸警備隊の基地として使われ、ボルティモア港を守った。
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