石彫・石器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 14:44 UTC 版)
新しい石彫・石器博物館(Museo Litico)が開館し、ラパスの野外博物館にあった巨大な石像(ベネットの石像)が、この博物館へ返却され、屋内に展示されている。このほか、ティワナク期の石彫や、当時の日常生活で使っていた石器類などを展示した博物館となっている。 遺跡に立っていた石彫は砂岩や安山岩、(黒色)玄武岩などからなる。しかし、風化が激しく石彫の模様が見えにくくなってきている。日常生活で利用された石器は、ティワナク遺跡近くでとれる珪岩や砂岩、チャートが多い。このほか、外来の石材である黒曜石なども利用されているが、数は少ない。これらの中には、石でできたやじり(石鏃)や石を剥いで刃物やその原材料として使ったもの(剥片)や球形をした用途不明の石器類、石製の碗などが展示されている。
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