眺望と探勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 00:15 UTC 版)
一般の観光客は、高台にある複数の展望台から眺めるか、遊歩道の散策やカヌー等による川下りで湿原の景色・自然を楽しめる。また、JR釧網本線は一部の区間が湿原内を通るため、列車に乗車したまま観察する方法もある。 湿原の東端には、「細岡展望台・ビジターズラウンジ」がある。蛇行する釧路川を一望でき、正面に宮島岬やキラコタン岬が望める。展望台の下にはJR釧網本線釧路湿原駅が設けられており、臨時の観光列車である「くしろ湿原ノロッコ号」も停車する。また、JR釧網本線塘路駅付近には「サルボ展望台」、道道1060号沿線には「コッタロ展望台」があり、著名ではないが釧路川の流れと釧路湿原東側を眺めることが出来る。 西端には「釧路市湿原展望台」と「温根内ビジターセンター」がある。こちらからも湿原を一望できるが、湿原内を蛇行する釧路川は視界に入らない。それぞれの施設付近に探勝歩道が整備されており、植物や鳥類などを観察しながら湿原に触れることができる。また、両施設の間(約4km)を、旧鶴居村営軌道の廃線跡を転用した探勝歩道が結んでいる。
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