真行寺一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:25 UTC 版)
小田原にある任侠一家。一般人には迷惑をかけない、という昔気質の組織。全員が和装である。 真行寺の親分(しんぎょうじのおやぶん) オールバックで、額に一筋髪を垂らした、粋な風体。自らの筋を決して曲げないやじきたコンビを見込み、「男に生まれりゃ、さぞかし…」と口にする。 一之介、千之介の母である紫室百子に惚れているらしく、百子の経営する小料理屋の常連となっていた。 留(とめ) 真行寺一家の構成員の一人。親分の側近と思われる。角刈りで、親分に準じているのか同じように額に髪を一筋垂らしている。 美鈴の芸者時代の客でもあった。親分同様やじきたコンビを認めている。 新興で、極道の筋を通さない竜牙会を嫌っている。 紫室 百子(しむろ ももこ) 紫室兄弟の母。小田原市内で小料理屋を経営している。 真行寺の親分からのラブコールをたびたび躱していたが、物語終盤で一之介に説得される。 坂口(さかぐち) 一之介の更生先の社長。自分の工場を持ったその夜に事件に巻き込まれ、その後狭霧と行動を共にする。 面倒見の良い男で、一之介からは「おやっさん」、狭霧からは「おっさん」と呼ばれていた。 狭霧が東京に戻る決心をした時には同居を勧め、用心棒編・又では、沼津に転校する狭霧に一之介との同居を勧める。
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