真性コリンエステラーゼとは? わかりやすく解説

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コリンエステラーゼ

(真性コリンエステラーゼ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 11:25 UTC 版)

コリンエステラーゼ(Cholinesterase。ChEと略す。)とは、コリンエステル類のエステル結合加水分解する酵素である。生体内の神経伝達物質麻酔薬などの代謝に不可欠である。アセチルコリンエステラーゼ(真性コリンエステラーゼ)とブチリルコリンエステラーゼ(偽コリンエステラーゼ)の2種が存在し、基質も生体内での作用も異なるが、区別して記載されていないことも多く、混同されやすい[1]


  1. ^ 渡部達範 生駒美穂 渋江智栄子 馬場 洋 (2012). “偽性コリンエステラーゼ欠損症患者に対する硬膜外麻酔併用全静脈麻酔の経験”. 日本臨床麻酔学会誌 32: 570. 
  2. ^ a b c 遠藤 政夫、栗山 欣弥、大熊 誠太郎、田中 利男、樋口 宗史 『医科薬理学(第4版)』 p.313 南山堂 2005年9月26日発行 ISBN 4-525-14044-5
  3. ^ 長尾 拓 編集 『医薬品の安全性』 p.89 南山堂 2004年4月5日発行 ISBN 4-525-72641-5


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