県外出竿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:57 UTC 版)
竿燈まつりが全国的に有名になってからは、出張竿燈(臨時出竿)と呼ばれる県外での竿燈演技を開催しており、海外でも竿燈が上げられている風景が見られる。 平成20年度の高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を、秋田市竿燈会が受賞した。これに伴い、2008年10月12日(日)に、さいたまスーパーアリーナで実施された「日本のまつり・The MATSURIサミット」(咲いたまつりと同時開催)で妙技が行われた。また、そのプレイベントとして、前日の2008年10月11日(土)には、浦和パルコ前で妙技が行われた。 近年では上記さいたまでの妙技を含め、東京近郊で妙技が披露されることがある。毎年開催されているものでは、1月に東京ドームで行われる『ふるさと祭り東京 〜日本のまつり・故郷の味〜』、8月に茨城県つくば市のつくば駅周辺で行われる『まつりつくば』がある。『ふるさと祭り東京』『まつりつくば』両方ともに、青森ねぶたも披露されている。他にも、2010年5月からは浅草寺・浅草オレンジ通り付近での妙技披露、上野広小路での「上野夏祭りパレード」にも毎年出演している。 戊辰戦争・および秋田戦争から150年を迎える2018年(平成30年)5月12日には、秋田戦争で中心的な役割を果たし、最も多くの戦死者を出した佐賀藩士たちの出身地である佐賀県武雄市において「秋田竿燈まつりin武雄」が開催された。この時には、九州各地から約8万人の人出があったという。現在、秋田市と武雄市の間では「秋田市及び武雄市の交流に関する協定書」が締結されている。
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