相対的使用量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 06:58 UTC 版)
ぎりぎりの薄さ(閾値)ではなくて、もっと濃い濃度("suprathreshold"、「閾上での呈味力」)で酸物質同士の酸味の強さを比較した値を"relative sourness"(相対的酸味というような意味)という。調べたい酸物質Aの濃度x水溶液と、クエン酸濃度y水溶液のどちらの酸味が強いかを味見で比較させる。同じ酸味になるはずの量に補間した値を「クエン酸と比較した酸物質Aの相対的な使用量は x y {\displaystyle {\frac {x}{y}}} である」という。 複数種類の酸を混合したときの酸味の比較実験もなされている:67 T8。 なお、これらの調査結果からは「濃度が何倍になると酸味が何倍強く感じられるか」はわからない。
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