百貨店への転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:02 UTC 版)
「白木屋 (デパート)」の記事における「百貨店への転換」の解説
1878年(明治11年)に建設された土蔵造り2階建ての店舗を増改築し、1903年(明治36年)10月1日に和洋折衷の3階建ての店舗として新装開業した。 この新装開業の際、木馬やシーソーなどを備えるとともに蕎麦屋や汁粉店、寿司店などの飲食店も出店する遊戯室を設けており、販売方式の面で百貨店化するとともに、飲食店を併設するという面でも百貨店の先駆けとなった。 この新装開業に際して電話受付係として女性店員を採用したほか、1911年(明治44年)10月1日に一部5階建てに増築して新装開業した際に伝統的な呉服店の営業形態だった座売りを廃止して全面的に陳列式に切り替える、少女音楽隊が常設されて演奏を行うなど、さまざまな新機軸を他の百貨店に先駆けて導入している。
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