発震機構の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:14 UTC 版)
「十勝沖地震 (1968年)」の記事における「発震機構の変化」の解説
中島徹 (1974) によると、1963年以前、十勝沖地震の余震域では横ずれ型や縦ずれ型、その両方を含んだ型など発震機構が混在し余震域全体ではまとまった傾向が見られなかったが、1964年以降本震と同様な逆断層型の地震が多くなり始めた。本震や余震の発震機構を調べると、下北半島東方沖以北の正断層型の最大余震と様々な断層型が集まったN領域、宮古沖から八戸沖までの逆断層型が散在するC領域、釜石沖の逆断層型の6月12日の余震と様々な断層型の余震が集まったS地域の3つに直線的に分けられるとしている。
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