アニソトロピックフィルタリング
【英】anisotropic filtering
アニソトロピックフィルタリングとは、3次元画像の奥行き斜め方向のチラツキを抑え、よりリアリティを高めることができる技術のことである。
画面の設定などでアニソトロピックフィルタリングの値を変更することができる。2倍、4倍、16倍などを選択することができ、値が大きいものを選択するほど高精細な美しい映像を得ることができる。
アニソトロピックフィルタリングは、バイリニアフィルタリング、ミップマッピング、トリリニアフィルタリングとともに使われる。このうち、トリリニアフィルタリングは奥行き方向の垂直方向のみに効果があるもので、斜め方向にはアニソトロピックフィルタリングが有効である。
異方性フィルタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/13 04:45 UTC 版)
異方性フィルタリング (いほうせいフィルタリング)とは、コンピュータグラフィックスにおけるテクスチャフィルタリングの技術および計算方法の一つである。
概要
現在のコンシューマ3Dグラフィックスカードで使える、画質とパフォーマンスのバランスがよいフィルタリング方法である。
バイリニアフィルタリングおよびトリリニアフィルタリングに比べ進化したものであると言える。両方ともテクスチャから矩形をサンプリングしているが、これは視点がテクスチャの真上から見ている場合にのみ正しい。テクスチャを貼った面が斜めだった場合(後方に伸びている床など)では、ぶれたように見えてしまう。異方性フィルタリングでは、視点からの角度によって、正しく台形としてサンプリングすることで、正しく見えるようにしている。
最終的な色を生成するためにはトリリニアフィルタリングでサンプリングを行う。
関連項目
異方性フィルタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/04 07:52 UTC 版)
「AMD Catalyst」の記事における「異方性フィルタリング」の解説
1ピクセルごとのサンプル数を2x - 16xの間で調整出来、値が大きい程高画質になり奥行き感が増すが、高負荷になる。
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