画像規格としてのDICOM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 01:05 UTC 版)
「DICOM」の記事における「画像規格としてのDICOM」の解説
撮影直後はビットマップ系のRAWフォーマット、サーバなどへの短期保存時はRAWフォーマット、連長圧縮、ロスレスJPEG、など劣化しない可逆フォーマット、長期保存時はJPEGなど非可逆フォーマット、がそれぞれ多く用いられる。サーバからビューアへの配信時は通信効率向上のためJPEG系フォーマットが多用され、JPEG 2000や独自フォーマットへ内包データを変換して配信する場面も見られる。医用画像の色深度は通常 1 byte に収まらず、バイトオーダーはリトルエンディアンで記述される。 本規格は画像に限らず各種データが内包可能なコンテナフォーマットで、ファイル内のタグ情報に内包物のフォーマット名やデータ長を記載する。タグ情報が複数ある場合は、画像データも複数枚が内包されるマルチフレームである。超音波診断装置などは画像に加えて心拍などの音声データを内包している場合もあり、音声とマルチフレームなどの画像を同時に再生し、音声付き動画データとして扱うことも可能である。
※この「画像規格としてのDICOM」の解説は、「DICOM」の解説の一部です。
「画像規格としてのDICOM」を含む「DICOM」の記事については、「DICOM」の概要を参照ください。
- 画像規格としてのDICOMのページへのリンク