甘川洞文化村
別名:甘川文化村、カムチョンドンムナマウル、太極道村、太極道マウル、テグットマウル、甘川洞、감천문화마을、태극도마을、韓国のサントリーニ、韓国のマチュピチュ
英語:Gamcheon Culture Village、Gamcheon-dong Culture Village、Gamcheon-dong、Korea's Santorini、Korea's Machu Picchu、Taegeukdo Village
韓国の釜山広域市にある観光地。2009年からアートを通じた町おこしが行われ、町の至るところに絵画やオブジェなどのアートが配置されている。
甘川洞は元々、朝鮮戦争の難民や新興宗教「太極道」の信者などにより形成されたバラック街(タルトンネ)の一つで、貧困地域として知られていた。そのマイナスイメージを払拭する目的もあり、地元住民やアーティストなどが建物を彩色したり、色鮮やかなオブジェを設置したりする試みを始めたことが、現在の甘川洞文化村の景観に繋がったとされる。また、甘川洞文化村は、山肌に沿って家屋が密に並んでいるさまから、「釜山のマチュピチュ」や「釜山のサントリーニ」などの異名を持つことでも知られている。
2013年には、甘川洞文化村に年間30万人を超える観光客が訪れたとされる。また、甘川洞文化村は、2013年に行われた「2013民官協力優秀事例公募大会」で大賞の大統領賞を受賞するなど、町おこしの成功例としても知られている。
関連サイト:
Santorini on the South Sea - KOREA TOURISM ORGANIZATION
甘川文化村
(甘川洞文化村 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 07:02 UTC 版)
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甘川文化村(カムチョンムナマウル)は釜山広域市沙下区の集落。カラフルな町並みで知られ観光地となっている。別称は甘川洞文化村。
概要
韓国の釜山広域市沙下区に位置する。もともとは1950年代に朝鮮戦争の避難民と太極道教徒で作られた町だった。
2009年に「夢を見る釜山のマチュピチュ」という公共美術プロジェクトが、2010年には「ミロミロ(美路迷路)路地プロジェクト」が実施され[1]、その後も公共美術事業が続いた。
現在では芸術的な雰囲気を醸し出す町となり、「韓国のマチュピチュ」「韓国のサントリーニ」「韓国のチンクエ・テッレ」などと呼ばれることもある[2]。
アクセス
地下鉄1号線のチャガルチ駅や、
脚注
- ^ “釜山―多彩な顔の都市”. 東京大学工学研究科都市工学専攻. 2018年5月18日閲覧。
- ^ “釜山甘川文化村ガイド”. 韓国が始まる、韓国が広がるKONEST. 2021年6月24日閲覧。
- ^ “釜山甘川文化村ガイド”. 韓国が始まる、韓国が広がるKONEST. 2021年6月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
公式ウェブサイト 座標: 北緯35度5分51.0秒 東経129度0分33.0秒 / 北緯35.097500度 東経129.009167度
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