現聖堂の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:05 UTC 版)
「函館ハリストス正教会」の記事における「現聖堂の特徴」の解説
1916年(大正5年)に再建された現在の聖堂は、建築様式はビザンティン建築・ロシア建築の影響を受けており、煉瓦造一部3階建ての平屋で、基礎は石造り、外壁は白漆喰を塗っている。1988年(昭和63年)に大がかりな修復工事がなされ、現在に至る。 聖堂の平面は豊橋ハリストス正教会・京都ハリストス正教会などと類似しており、西側に正面玄関と鐘楼を戴いた啓蒙所、東側に至聖所、その間の中央部分に聖所が配置され、聖所は啓蒙所・至聖所よりも広く造られて十字の平面型を構成している。日本のみならず世界各地の正教会に類似した平面をもつ聖堂がある(一つの例:シカゴの至聖三者大聖堂)。 至聖所と聖所は他の正教会の聖堂と同様にイコノスタシス(聖障)によって区切られており、イコン画家であった山下りんによって「主の昇天」「ハリストス(キリスト)の降誕」等が描かれている。
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