現市庁舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 06:42 UTC 版)
現在の伊丹市役所本庁舎は、1972年(昭和47年)に竣工した3代目となる。1960年代に大阪市や神戸市のベッドタウンとして伊丹市の人口が急増し、現在の中央3丁目にあった2代目庁舎が手狭になったことから、千僧のため池を埋め立てた跡地に建設された。市役所の移転に合わせて行基町にあった伊丹市立図書館が本庁舎裏手に移転し、図書館を挟む形で伊丹市立博物館と中央公民館が開館している。このうち、市立図書館は2012年(平成24年)に宮ノ前の3代目本館(ことば蔵)へ移転し、建物は防災センターへ転用された。 移転から半世紀近くが経ち、特に2018年(平成30年)6月18日の大阪府北部地震では本庁舎6階の天井パネル約20枚が落下するなど耐震基準を満たしていないことが大きな問題となっている。
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