現市街の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 23:42 UTC 版)
1858年の大地震により、コリントス市街は完全に破壊された。地震後、旧市街(アルヘア・コリントス)に代わり、3km北東の海沿いに新たな市街地が建設された。ネア・コリントス(新コリントス)と呼ばれた新たな町が、現在のコリントス市街である。その後も新コリントスは1928年に地震、1933年に大火に見舞われているが、その都度復興を遂げている。 1885年には、ピレウス・アテネ・ペロポネス鉄道がコリントスまで延伸した。この路線は軌間1000mmmのメーターゲージを採用していた。のちに国有化される。 コリントス地峡に運河を掘る考えは古代からあったが、19世紀後半になるとスエズ運河開通(1869年)などに触発されて運河建設の機運が高まった。本格的な工事は1882年からはじめられ、1893年にコリントス運河が開通している。
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