北見市庁舎移転構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 21:50 UTC 版)
「まちきた大通ビル」の記事における「北見市庁舎移転構想」の解説
2008年10月に東急インの将来の撤退が明らかにされると、北見駅前活性化と建物の有効活用を目的に、当時の神田孝次北見市長によって北見市役所の機能を90億円近くを投じて「まちきた大通ビル」へ移転し、2010年までに着工、その後の現市庁舎の跡地に北見赤十字病院を新築移転させる意向であることを発表した。 しかし費用対効果の面などから、同年11月に北見市議会で執り行われた市役所所在地の条例変更に関する採決で否決されると、神田市長は辞任を表明。12月21日の出直し市長選に出馬したものの、対立候補の小谷毎彦に敗れた。その後、2011年に旧市庁舎が解体され、市庁舎機能はまちきた大通ビルを含む市内9施設に分散された。2014年1月には小谷市長の後任の櫻田真人市長がまちきた大通ビルへの移転方針を転換し、ビルに隣接する大通西2地区の西側と大通西3地区一帯を「市庁舎ゾーン」と位置づけ単独の新庁舎を新築し、まちきた大通ビルは耐震改修したうえで上層階に地域交流拠点機能を設置する計画案を提示した。
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