現代のドーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 14:44 UTC 版)
アメリカ合衆国議会議事堂の現在のドームは1855年から1866年に建設された。議事堂自体は石造りだが、ドームは鋳鉄製の鉄骨で組まれている。そのデザインはセント・ポール大聖堂のドームに影響を受けている。 20世紀になると、ピエール・ルイージ・ネルヴィのような建築家や技術者がプレストレスト・コンクリートを使った薄いドームを生み出し、自由な形のドームが作られるようになった。 ジオデシック・ドームは第一次世界大戦後に発明され、バックミンスター・フラーが広めた。 天候に左右されずにスポーツができるということで、多数のスタジアムがドームを採用していった。初期の例としては、ヒューストンのアストロドームがある。ドーム型スタジアムでの重要な改良は屋根を開閉可能にしたことで、これを最初に実現したのがトロントのロジャース・センター(当時はスカイドーム)である。
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