犯罪増加の傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 23:47 UTC 版)
法務省の発表した犯罪白書の平成20年度版では「高齢犯罪者の実態と処遇」を特集している。この特集は65歳以上及び今後団塊の世代が高齢期に達することを考慮して犯罪増加に警鐘を鳴らしている。これによると一般刑法犯の高齢者検挙人員の全体に占める高齢者の比率も、昭和63年度の2.5%から13.3%と大幅に増加している。無論高齢者人口の増加もあるが、高齢者人口が2倍に増加したのに対して新受刑者は6倍に増加している。ただし平成19年(2007年)は団塊の世代がちょうど60歳になり始めた時期であり、この時期の高齢犯罪者(65歳以上)の増加は団塊の世代によるものではない。
※この「犯罪増加の傾向」の解説は、「団塊の世代」の解説の一部です。
「犯罪増加の傾向」を含む「団塊の世代」の記事については、「団塊の世代」の概要を参照ください。
- 犯罪増加の傾向のページへのリンク