特車ゴールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 03:51 UTC 版)
特車ゴールドとは、業務支援用ETC2.0車載器を装着した特車向けのものとして、国土交通省が平成28年1月25日13:00から開始したサービス。特車の許可更新が簡素化される他、経路選択の自由度が上がっている。 基本的に特車申請においては、1経路1申請となっている。つまり発着地が同じであってもトラックが複数の経路を走る可能性がある場合は、各経路ごとに別個に申請を行う必要があった。国土交通省が平成25年に許可を行ったセミトレーラ連結車の特車申請では、発着地が同一で複数の経路申請が行われたものが全体の8割以上になり、平均して9経路の申請があったという。特車ゴールドを利用すると一つの申請で大型車誘導区間の経路選択が可能となるので、渋滞や交通規制における経路選択の自由度が高まる他、経路毎の複数申請も不要となる。また許可の更新も自動化されており、更新申請メールが自動送信され、指示に従ってワンクリックするだけで特車申請の更新が行われる。但し経路違反や重量違反があった場合には自動更新はできない。
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