片岡みい子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/26 05:19 UTC 版)
片岡 みい子(かたおか みいこ、1950年? - 2017年2月7日[1])は、日本の翻訳家、人権活動家[2]。
略歴
1970年代半ばよりソ連の体制批判派を擁護する運動を始め、1990年代に取材や支援活動で頻繁に訪露。
夫はソ連現代史研究家、社会運動家の正垣親一(1947年7月20日[3] - 2001年)[4]。正垣の闘病記を初の著作『たいへんよく生きました』として上梓した。
著書
- 『たいへんよく生きました――ぬか風呂サロン闘病記』(論創社) 2015
翻訳
- 『女性とロシア――ソ連の女性解放運動』(T・マモーノヴァほか編、亜紀書房) 1982
- 『ブランソン――20世紀最後の風雲児』(ミック・ブラウン、集英社) 1989、のち改題文庫化『新ブランソン物語』
- 『ラルフ・ローレン物語』(ジェフリー・A・トラクテンバーク、集英社) 1990、のち文庫
- 『強制収容所へようこそ』(イリーナ・ラトゥシンスカヤ、矢田雅子共訳、晶文社、双書・20世紀紀行) 1991
- 『香港の声』(ゲルト・バルケ、晶文社) 1992
- 『ウーララー!――マックス、パリで恋をする』(マイラ・カルマン、NTT出版) 1994
- 『マックス、ニューヨークで成功する』(マイラ・カルマン、NTT出版) 1994
- 『マックス、ハリウッドでの大仕事』(マイラ・カルマン、NTT出版) 1994
- 『ポストメディア論――結合知に向けて』(デリック・ドゥ・ケルコフ、中澤豊共訳、NTT出版) 1999
- 『電話するアメリカ――テレフォンネットワークの社会史』(クロード・S・フィッシャー、吉見俊哉, 松田美佐共訳、NTT出版) 2000
- 『100万分の1!――驚異の奇跡体験141』(ピーター・ハフ、文春文庫) 2000
- 『小さなお城』(サムイル・マルシャーク文、ユーリー・ワスネツォフ絵、平凡社) 2007
- 『セルフスタディ IELTS完全攻略』(Anthony Allan、ジャパンタイムズ) 2008
- 『新セルフスタディ IELTS完全攻略』(Anthony Allan、ジャパンタイムズ) 2010
- 『ねこのいえ』(サムイル・マルシャーク文、ユーリー・ワスネツォフ絵、平凡社) 2011
脚注
- ^ 訃報ブログ
- ^ a b 日外アソシエーツ株式会社 編『市民・社会運動人名事典』日外アソシエーツ、1990年2月22日、115-116頁。NDLJP:13319734/88。
- ^ 紀田順一郎ほか 編『現代日本執筆者大事典77/82 第4巻(ひ~わ)』日外アソシエーツ、1984年8月25日、221頁。NDLJP:12208173/132。
- ^ “日本の乳酸菌飲料は京都から広まった”. デイリーポータルZ株式会社 (2005年1月). 2025年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月26日閲覧。
参考文献
- 片岡みい子のページへのリンク