燃焼効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/21 03:35 UTC 版)
エマルジョン燃料は、水を包んでいる外側の油が燃え中の水が急激に沸騰して微爆発することにより微粒子化し、空気との接触面積が飛躍的に増加するために、理論空気量に近い空気量で完全燃焼をして燃焼効率が上がる。燃料の絶対量が減るため、空気量の絶対量もその分だけ減り、過剰空気も少なくて済むことから空気量が40%~50%と大幅に絞れるため、ボイラー内で冷たい外気を加温するために使用される無駄な熱エネルギーを削減できる。また、大きな熱エネルギーを持つ排気ガスがゆっくり排出されることになるため潜熱の損失が減る効果がある。エマルジョン燃料は大きくはこの3つの要素により燃焼効果を出している。
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