燃料集合体
原子炉に使用される状態に加工された燃料を燃料集合体といい、燃料加工の最終製品でもある。燃料集合体は、ウラン燃料(ペレット)が充てんされた燃料棒を等間隔に束ね、熱を効率良く取り出すとともに、取扱い易い構造となっている。 BWR用燃料集合体は、燃料棒を正方格子状(例えば8本×8本)に配列したものである。全長は約4.5mであり、燃料の有効長は約3.7mで、燃料棒は長さ方向に適当な間隔で配置されたスペーサーにより支えられている。燃料棒には、外径約11mm、長さ約11mmのペレットが封入されている。 PWR用燃料集合体は、燃料棒を正方格子状(例えば17本×17本)に配列したものである。全長は約4.1mであり、燃料の有効長は約3.7mで、燃料棒は長さ方向に適当な間隔で配置されたスペーサーにより支えられている。燃料棒には、外径約8mm、長さ約14mmのペレットが封入されている。
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