燃料集合体の横ぶれ抑制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 00:20 UTC 版)
「シュラウド」の記事における「燃料集合体の横ぶれ抑制」の解説
「炉心の燃料集合体を支える傘立」として機能する。燃料集合体はその下部で制御棒案内管により支えられ、制御棒案内管は圧力容器底部に支えられている。これがいわば「傘立てに差し込まれる傘」であり、燃料の上部は上部格子板、制御棒案内管の上部は炉心支持板により支えられる。このようにして、燃料集合体は横方向に力がかかってもぶれることがない。言い換えれば「シュラウドは燃料集合体を正しい位置に保持する」という役目を負っているという。軽水炉においては水と燃料の位置関係は反応度に関係するため、この役目は重要である。
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