熱風乾燥
ガス、重油、灯油などをバーナーで、燃焼させ、その熱風を炉内に送り込んで塗膜を乾燥させること。熱風乾燥炉には直接式と間接式とがある。直接式は、加熱した空気を直接送風機で送り込み、循環させる方法。熱効率が高く、昇温時間が短いなどの利点がある。間接式はバーナーで熱交換器を加熱し、この中に空気を通して炉内に送り込んで加熱し、循環させる方法で、不完全燃焼によるススが炉内に入らない。また、直接燃焼の炎が引火性成分に触れず、爆発を起こす危険が少ない、窒素酸化物が塗料と反応して塗膜物性を損なうことがない、などの利点がある。欠点としては熱効率が低く、昇温に時間がかかる。
熱風乾燥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 04:28 UTC 版)
高温の空気をパイプ内で旋回させ、投入した脱水汚泥は数秒で乾燥される。効率に優れるが安定性で劣る。
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